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be動詞とは?

文の述部の中心である動詞には「be動詞」と「一般動詞」があります。そのうちbe動詞は、人や物事の様子や状態を表します。be動詞には am, are, is の3種類があり、どれを用いるかは文の主語(S)の人称によって決まります。(人称とは人を称「あらわ」すことば)

be動詞 主な学習のポイント
・主語の人称によるbe 動詞の使い分け
・be 動詞の時制 現在形と過去形
・be 動詞の疑問文と否定文のつくり方
この項目についてお聞きになりたいことは、 「*ご質問・お問わせ」からお願いします

be動詞の意味

be動詞とは、人や物事の様子や状態を表すことばを言い、「~です」や「~にいる、~にある」といった意味になります。be動詞を使った代表的な表現には次の2つがあります。

1.「私は~です」「私は~にいます」 ・・・ 人やものの状態が~である、人やものが~にいる(ある)を表します。

私は生徒です。
I am a student.
私は です。 生 徒
(S) (V) (C)

〈人称を表すことば〉

対話などに登場する「人物」には大きく分けると「話し手」「聞き手」「第3者」の3つがあります。「話し手」とは自分(私)のことで あり、「聞き手」とは相手(あなた)を言い、その他は第3者ということになります。この3つを表すことばを「人称(にんしょう)」と呼び ます。人称とは、「人を表す」という意味です。人称には自分(私)を表す1人称、相手(あなた)を表す2人称、第3者を表す3人称があります。これをまとめたのが下の図です。数の上で1人または1つであることを単数(たんすう)といい、2人、2つ以上であること を複数(ふくすう)といいます。そして、人称を表すことばを「人称代名詞」と呼びます。代名詞とは名詞(人や物の名前を表すことば) の代わりをすることばのことです。

・人称と人称代名詞(主 語)

be1

上図の人称代名詞は、いずれも文の「主語(S):~は(が)」になるときの形です。もう一つ、人や物の名前を表す名詞の前に置い て、「~の」という意味になるときの形を覚えます。この「~の」を表すことばを形容詞(けいようし)と呼びますが、これについてはもう 少し後になってからくわしく学習します。「~の」を表す人称代名詞をまとめると下の図のようになります。

・人称と人称代名詞(~の)

be1

イチローは私の兄(弟)です。
Ichiro is my brother.
イチローは です。 〈私の〉 兄(弟)
(S) (V) (M) (C)

 人称代名詞と同じく、名詞にも「~の」の意味を表す形があります。

名詞:「何々(だれだれ)の」 ―― 名詞+〈’s〉の形
*名詞の後ろに「アポストロフィS」をつけます。

  
〈トムは〉アメリカ出身です。
Tom is from America.
トムは です。 出身で アメリカ
(S) (V) M

〈トムの〉自転車は木の下にあります。
Tom's bicycle is under the tree.
トムの 自転車は あります。 ~の下に その
(M) (S) (V) (M)

Yuki ⇒ Yuki's, brother ⇒ brother's, dog

2.「これ(あれ)は~です」 ・・・ 人やものを指し示して、「~です」と表現します

「これ、あれ」のように、人やものを指し示すことばを指示代名詞(しじだいめいし)といいます。代名詞については後で詳しく学習します。

this :  「これ、こちら」 ・・・ 近いところにある人やものを指す
複数形 → these :  「これら」

that :  「あれ、あちら」 ・・・ 遠いところにあるひとやものを指す
複数形 → those :  「あれら」

This is a rose.  これはバラです。
Hello, this is Takeshi.  こんにちは。こちらはタケシです。
That is a piano.  あれはピアノです。
That is Peter.  あちらはピーターです。

That is には短縮形(たんしゅくけい)といって、ちぢめた形 That's があります。
→ That's a piano.
ただし、This is には短縮形がありませんので注意してください。  × This's

・be動詞の形
be動詞は主語の人称と数に応じて次の3つの形に変化します。2人称の単数形と各人称の複数形が同じ are になります。

                   
主 語単 数 複 数
1人称amare
2人称areare
3人称isare

be動詞を使った例文

be1
・下線部分は名詞が複数を表します

be動詞は、このように、文の主語(S)の人称や数(1つか2つ以上か)によって形が変わることを理解してください。また、3人称には性別による分類があります。

男 性 … 単数: he(彼) / 複数: they(彼ら)
女 性 … 単数: she(彼女) / 複数: they(彼女ら)
中 性 … 単数: it(それ) / 複数: they(それら)

3人称の〈it〉は、人以外の動物や物を表すのに用います。最後の3つの文に使われている in, under, on   は、ともに場所を表すことばで、それぞれ「~の中に、~の下に、~の上に」の意味の前置詞ということば
です。
be動詞は主語の人称や数だけではく、他にも文の表す「時」によって変化します。この動詞が示す動作や状態の表す時のことを時制(じせい) といいます。今現在のことを述べる現在時制、今よりも以前の事について述べる過去時制、今よりも後の事について述べる未来時制 の3つがあります。そして、be動詞には現在時制を
表す現在形と、過去時制を表す過去形の2つがあります。


be1

学校では過去形につての学習をもう少し後になってから行いますが、そんなにむずかしくないので合わせて覚えるようにします。be動詞の現在形は、現在の人や物事の様子や状態を表して、「~です」や「~にいる、~にある」の意味を表しますが、過去形は、人や物事の様子(状態)過ぎ去った時を述べ、 「~でした」や「~にいました、~にありました」という意味になります。
次の2つの文を見てください。

 
現在形:
I am a student.
私は生徒です
 = 今現在生徒である
過去形:
I was a student ten years ago.
10年前、私は生徒でした。
 

過去形の文は、「10年前」(ten years ago) という今よりも過去の時点についての事実を述べています。日本語では、現在形は「です」、過去形は「でした」と表現すればよいのですが、英語では、上のように、主語の人称や数に応じて「動詞の形」がいちいち変化します。

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