be 動詞am are is

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疑問文と否定文

 
  • 世の中のでき事や事柄をそのまま述べる文を平叙文(へいじょぶん)といいます。一方、たずねる文を疑問文といい、打ち消す文を否定文といいます。 \(be\) 動詞を使った疑問文と否定文のつくり方を学習します。

be 動詞の疑問文

  • 事柄をたずねる疑問文(ぎもんぶん)について学習します。

私は生徒です。 : 平叙文

I \(\boldsymbol{\color{blue}{am}}\) a student.
私 は で す \(1\) 人の 生 徒
\((S)\) \((V)\) \(M\) \((C)\)

あなたは生徒ですか:疑問文

\(\boldsymbol{\color{blue}{Are}}\) you a student ?
ですか あなたは \(1\) 人の 生 徒
\((V)\) \((S)\) \(M\) \((C)\)

  • 疑問文になると、主語と述語動詞の語順が変わり、文末にはピリオド \([\;.\;]\) のかわりに疑問符 \((question\;mark)\;[\;?\;]\) をつけます。

  • 疑問文の意味
現 在 ~ですか、~はいますか(ありますか)
過 去 ~でしたか、~はいましたか(ありましたか)

疑問文の形
\(\boldsymbol{be}\) 動詞 \(\boldsymbol{(V)\;+}\)主語 \(\boldsymbol{(S)\;\sim\;?}\)

He is in the room. \(\searrow\)
彼は部屋にいます。
\(⇒\) Is he in the room ? \(\nearrow\)
彼は部屋にいますか。
I was a student ten years ago. \(\searrow\)
私は \(10\) 年前生徒でした。
\(⇒\) Were you a student ten years ago ? \(\nearrow\)
あなたは \(10\) 年前生徒でしたか。
This is pen. \(\searrow\)
これはペンです。
\(⇒\) Is this a pen ? \(\nearrow\)
これはペンですか。

  • 平叙文(へいじょぶん)は、文の終わりを下げ調子 \(\searrow\) で読み、話すのに対して、 疑問文は文の終わりを上げ調子 \(\nearrow\) で読み、話します。

疑問文に対する答え方

肯定の答え \(\boldsymbol{Yes,\;+}\) たずねる文の主語 \(\boldsymbol{+\;be}\) 動詞.
否定の答え \(\boldsymbol{No,\;+}\) たずねる文の主語 \(\boldsymbol{+\;be}\) 動詞 \(\boldsymbol{+\;not.}\)

・主語が \(\boldsymbol{1}\) 人称の疑問文には \(\boldsymbol{2}\) 人称で答える
・主語が \(\boldsymbol{2}\) 人称の疑問文には \(\boldsymbol{1}\) 人称で答える
・主語が \(3\) 人称の男性の疑問文には [ he ] で答える
・主語が \(3\) 人称の女性の疑問文には [ she ] で答える
・主語が物事や動植物などの疑問文には [ it ] で答える

  • 特に、\(1\) 人称と \(2\) 人称とは、たずねる側と答える側で立場が入れ替わることに注意します。

  • たずねる文
Are you a student ?

  • 肯定(こうてい)して答える場合は、 Yes, I am a student. を短く省略して、

答えの文:はい、そうです

Yes, I am.
は い、 私 は で す

  • のように答えます。一方、否定して答える場合は、 No, I am [I'm] not a student. を省略して、次のように言います。
答えの文:いいえ、ちがいます

No, I am \(\boldsymbol{\color{blue}{not}}.\)
いいえ、 私 は でない

A or B の疑問文

  • \(A\) か \(B\) とたずねる文を選択疑問文といいます。選択疑問文では、\(A\) の後を上げ調子〈\(\nearrow\)〉に、\(B\) の後を下げ調子〈\(\searrow\)〉に読み、話します。この文は Be動詞 \(\boldsymbol{+}\) (S) \(\boldsymbol{+}\) A ? の文と、Be動詞 \(\boldsymbol{+}\) (S) \(\boldsymbol{+}\) B ?  \(2\) つの文の \(A\) と \(B\) が or で結ばれて \(1\) つになったものです。ただし、\(A\) と \(B\) は数や要素が同じものになるという決まりがあるので注意します。また、選択疑問文は \(A\) か \(B\) かをたずねるものなので、Yes / No では答えません。

Is that a bird or an airplane ? あれは鳥ですか、それとも飛行機ですか
It's an airplane. 飛行機です

Is he Ken's father or his uncle ? あの男性はケンのおとうさんですか、それともおじさんですか。
He is Ken's father. おとうさんです。

What is this [that] ? の疑問文

  • 相手に、「もの」をたずねて「これは(あれは)何」という意味を表します。what は「何」を表す代名詞になります。たずねるものが「これ、あれ」にかかわらず、必ず It is [It's] で答えます。

What is [What's] this ? これは何ですか
It's a map. 地図です

What is [What's] that ? あれは何ですか
It's my bicycle. 私に自転車です

be 動詞の否定文

  • 平叙文のうち、物事の内容を打ち消す文を否定文といい、「~でありません」「~にいません(ありません)」という意味を表します。
否定文の形
主語 \(+\;\boldsymbol{be}\) 動詞 \(\boldsymbol{+\;not\;\sim}\)

  • \(be\) 動詞 \(+\;not\) にも短縮形がよく用いられます。
You are not \(\rightarrow\) aren't
He is not \(\rightarrow\) isn't
She
It
This/That

I am [I'm] not a junior high school student. 私は中学生ではありません
You are not [aren't] Mike's brother. あなたはマイクのお兄さんではありません
He is not [isn't] a doctor. 彼は医師ではありません
They are not [aren't] my students. 彼らは私のクラスメートではありません
It is not [isn't] a computer. それはコンピュータではありません

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