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進行形

ある時点で動作や状態が進行中、または継続中であることを表す形を進行形といいます。 「今、何をしているんだい」「模型飛行機を作っているんだ」のように、進行形は人や物が活動している様子を相手にはっきりと伝えるはたらきをします。 進行形には、次のような文法的特徴があります。
① 進行形の形: \(\boldsymbol{S+V\;\{be\small{\text{動詞}}\normalsize{(V')+}\small{\text{現在分詞}}\;\normalsize{(V+C)}\}}\) ….
② 進行形の意味: ~しているところ、~しているところだった
③ 進行形の時制:(じせい) \(\boldsymbol{be}\)動詞が変化
 このとき、\(be\) 動詞は現在分詞(動詞\(+ing\))を助けて進行形をつくる助動詞になり、\(be\) 動詞と現在分詞で \(1\) つの述語動詞 \((V)\) になります。

進行形 主な学習のポイント
・進行形の意味と形を理解する
・進行形の時制について学習する
・進行形にならない動詞について学習する
この項目についてお聞きになりたいことは、 「*ご質問・お問わせ」からお願いします

現在分詞(げんざいぶんし)

分詞(ぶんし)は、 分かれている詞(ことば)のことです。 何と何とに分かれているのか、下の \(2\) つの例文を見てください。

 その犬は利口です。
The dog is clever.
そ の 犬 は です。 利口な
\(M\) \((S)\) \((V)\) \((C)\)
 clever = 形容詞

 犬がほえている。
The dog is barking.
そ の 犬 が ~を続ける ほえて
\(M\) \((S)\) \((V')\) \((V+C)\)
 barking = 現在分詞

\(2\) つの文の \(clever\) と \(barking\) に注目します。\(clever\) は形容詞で、主語の \(dog\) の様子を説明する補語 \((C)\) のはたらきをしています。一方、barking は補語 \((C)\) のはたらきをして、 \(dog\) の様子を説明していますが、\(barking\) にはもともと 〈ほえる〉という動詞の意味が含まれています。つまり、barking は動詞でありながら形容詞にもなるのです。 このように、動詞を形容詞として用いることばを分詞といいます。 動詞と形容詞に〈分かれている〉から分詞と覚えましょう。分詞には次の \(2\) 種類があります。

・現在分詞:「~している 動作をする意味
・過去分詞:「~された 動作を受ける意味

進行形には、動作をする意味を表す現在分詞が使われます。
 下の文では、犬が〈ほえる〉という動作が進行中であることを表しています。また、 \(2\) つの文では、 \(be\) 動詞〈\(\boldsymbol{is}\)〉のはたらきに違いがあります。上の文の \(is\) が述語動詞であるのに対して、下の文では \(is\) が現在分詞と結びついて進行形になる「助け」をする助動詞になります。進行形の文では、
\(be\) 動詞\(+\)現在分詞 \(=\) 述語動詞 \((V)\)
としてはたらきます。

進行形の文: \(be\) 動詞は助動詞 \((V')\) で 現在分詞は \((V+C)\)

 進行形には、時制によって、今現在において動作が進行中である
現在進行形: 現在における動作の進行・継続
過去進行形: 過去のある時点における動作の進行・継続
ことを表す現在進行形と、 過去のある時点において動作が進行中であったことを表す過去進行形があります。  

現在分詞のつくり方

 現在分詞は、動詞に \(ing\) を付けてつくります。つくり方にはいくつかルールがあります。

① そのまま \(\boldsymbol{-ing}\) を付ける
call \(→\) call\(\boldsymbol{ing},\) go \(→\) go\(\boldsymbol{ing},\)
say \(→\) say\(\boldsymbol{ing},\) teach \(→\) teach\(\boldsymbol{ing},\)
clean \(→\) clean\(\boldsymbol{ing},\) hear \(→\) hear\(\boldsymbol{ing},\)
sing \(→\) sing\(\boldsymbol{ing}\)
* ski \(→\) ski\(\boldsymbol{\color{darkblue}{ing}}\) 〈i〉をのぞかない

② 語尾が発音しない \(\boldsymbol{\color{red}{(e)}}\)
  \(⇒\) \(\boldsymbol{e}\) を省いて
\(\boldsymbol{-ing}\) をつける
close \(→\) clos\(\boldsymbol{ing},\) come \(→\) com\(\boldsymbol{ing},\)
live \(→\) liv\(\boldsymbol{ing},\) make \(→\) mak\(\boldsymbol{ing},\)
take \(→\) tak\(\boldsymbol{ing},\) write \(→\) writ\(\boldsymbol{ing}\)

③ 語尾が発音する\(\boldsymbol{\color{red}{(e)}}\)
  \(⇒\) そのまま \(\boldsymbol{-ing}\) をつける
see \(→\) see\(\boldsymbol{ing},\) be \(→\) be\(\boldsymbol{ing}\)

④ 語尾が「短母音+子音字
  \(⇒\) 子音字を重ねて
\(\boldsymbol{-ing}\) をつける
begin \(→\) begin\(\boldsymbol{ning},\) cut \(→\) cut\(\boldsymbol{ting},\)
get \(→\) get\(\boldsymbol{ting},\) run \(→\) run\(\boldsymbol{ning},\)
sit \(→\) sit\(\boldsymbol{ting},\) swim \(→\) swim\(\boldsymbol{ming}\)

・\(2\) 音節以上で語尾の「短母音\(+\)子音字 \(\boldsymbol{\color{red}{(r)}}\)」の 短母音にアクセントのないもの
  \(⇒\) そのまま \(\boldsymbol{-ing}\) をつける
offer \(→\) offer\(\boldsymbol{ing},\) visit \(→\) visit\(\boldsymbol{ing}\)

⑤ 語尾が〈\(\boldsymbol{\color{red}{ie}}\)〉 で終る
  \(⇒\) \(\boldsymbol{\color{blue}{ie}}\) を \(\boldsymbol{\color{blue}{y}}\) に代えて \(\boldsymbol{-ing}\) をつける
die \(→\) \(\boldsymbol{dying},\) lie \(→\) \(\boldsymbol{lying}\)

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