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先取り学習

一般の公立中学校では、教科書の学習範囲が中心で、高校入試を意識した専門的な授業はほとんどなされていません。しかし、入試問題には独特の形態や難易度のものがあり、解き方をひとつひとつ覚えなければならず、そのために十分な時間が必要になります。高校受験では、遅くとも \(3\) 学年の夏休み前までには教科書学習を終えて、それ以降は入試対策に備える必要があります。当講座では、\(1\) 受講項目当りの講義を、通常なら \(14\) 日、最短で \(10\) 日間の修得が可能になります。したがって、順調に講義を続けて行けば、\(1\) 年間で \(3\) 年分の履修範囲の受講も可能です。生徒様 \(1\) 人ひとりの学習スケジュールに合わせて授業を進められますから、一歩先の大学入試までを意識して、意欲のある方はどんどん先へ進むことができます。

英語の入試対策

入試問題の主な設問形式の特徴を理解します。英語の設問形式には、およそ \(10\) 種類ほどあり、それぞれに特徴があります。\(1\) つひとつの問題について解答のコツを学びます。

「彼は野球がうまい」
 

通常、日本文を英語に直す場合、正答は \(1\) つとは限らないことが多く、設問形式によって表現が変わることがあります。

・条件英作文:
動詞:\(play\) を使う \(→\) He \(plays\) baseball well.
名詞:\(player\) を使う \(→\) He is a good baseball \(player\).

・同意書き換え問題: 上の文と同じ意味の文にするため空所に \(1\) 語を入れる 
He plays baseball well.
= He (   ) play baseball well.
 … 答え \(\boldsymbol{can}\)

・整序英作文: (   )内の英語を並べかえて、日本文の意味を表す英文 をつくる。ただし、不要な \(1\) 語をのぞく
( play / plays / well / he / baseball ).
 … 答え He plays baseball well.
 \(→ \quad \boldsymbol{play}\) が不要

このように、同じ内容の日本語でも指定された設問の形式によっては答えが変わります。したがって、これらの「設問形式」についての正しい答え方を、時間をかけて覚えなければならないのです。

数学の入試問題対策

複数の項目が融合した問題の解き方を学びます。

数学の入試の応用問題は、中学校 \(3\) 年間の学習項目が単独で出題されることはほとんどなく、いくつかの項目が融合、合体したものになり、複雑で難関です。 さらに、求める答えは同じでも、様々な種類の問題(\(=\;\)類題)存在するので、解き方も \(1\) つではありません。\(1\) 問でも多くこなすことが必要です。

問 題:
図のように、関数 \(y=ax^2 \hspace{4px}...\;1)\) のグラフ上に \(2\) 点 \(A,\;B\) があり、関数 \(y=bx^2 \hspace{4px}...\;2)\) のグラフ上に \(2\) 点 \(C,\;D\) がある。線分 \(AB,\;CD\) は \(x\) 軸に平行である。 点 \(A\) の \(y\) 座標が \(8,\) 点 \(C\) の座標 が \((-2, \hspace{7px} -4),\) 四角形 \(ABCD\) の面積が \(72\;cm^2\) のとき、次の問いに答えなさい。ただし、座標の \(1\) 目もりは \(1\;cm\) とする。

\((1)\) \(a,\;b\) の値を求めなさい。

\[答 え \quad \boldsymbol{a=\cfrac{1}{2} \quad b=-1}\]

\((2)\) \(2\) 点 \(B,C\) を通る直線の式を求めなさい。

\[答 え \quad \boldsymbol{y=-6x-16}\]

\((3)\) 関数 \(1)\) のグラフ上で、点 \(B\) と原点 \(O\) の間に点 \(P\) をとる。 \(△ABP\) と \(△CDP\) の面積の和が \(36\;cm^2\) になるとき、

点 \(P\) の \(x\) 座標を \(t\) とするとき、\(t\) の値を求めなさい。

\[答 え \quad \boldsymbol{t=-2}\]

\(△CDP\) を、線分 \(CD\) を軸として \(1\) 回転させてできる立体の体積を求めなさい。ただし、円周率は \(π\) とする。

\[答 え \quad \boldsymbol{48\;cm^3}\]

\((1)\) は放物線の式を求める問題
\((2)\) は \(1\) 次関数、連立方程式の問題
\((3)\) の ア は平面図形、方程式の問題
\((3)\) の イ は空間図形(立体の体積)の問題

入試問題では、\(1\) つの問題の中に複数の項目が融合していますから、\(1\) つでも分からない項目があると満点は得られません。

入試対策特別講座

\(\boldsymbol{1.}\) 問題の設問形式の種類と特徴を理解する
\(\boldsymbol{2.}\) 問題の設問形式の解き方 (=手順) をマスターする
\(\boldsymbol{3.}\) より多くの「類題」をこなして入試問題になれる

夏休み前までに「教科書学習」を終えたならば、それ以降約半年間をかけてひたすら入試問題を攻略するための訓練を行います。 「受験日に、会場で入試問題のレベルや内容、設問の仕方などを初めて知った」ということがないように、前もって十分な準備のもと、自信を持って試験にのぞむことができます。

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