・\(\boldsymbol{0}\) よりも小さい数について |
・正の数・負の数の計算方法 |
・正の数・負の数の様々な使われ方を学ぶ |
この項目についてお聞きになりたいことは、 「*ご質問・お問わせ」からお願いします |
天気予報ではよく、「今朝の最低気温、マイナス\(2\)度」 などと言われますが、この 「マイナス\(2\)度」 は、「\(0\)度よりも\(2\)度低い気温」 のことをいいます。 このように、「\(0\)よりも小さい数」もこの世には存在します。そこで、数についての定義では、
定 義 | \(0\) よりも大きい数を「正の数」といい、\(0\) よりも小さい数を「負の数」という |
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正の数の前には正の符号 [\(+\;:\;\)プラス]をつける | \(=\boldsymbol{+4}\) (プラス \(4\) と読む) |
負の数の前には負の符号〈\(-\;:\;\)マイナス]をつける | \(=\boldsymbol{-4}\) (マイナス \(4\) と読む) |
* 正の符号〈+〉は省略することができます。
\(\boldsymbol{+4\;⇒\;4}\)
整 数 | 少数や分数でない数のこと \(0\) を含み、それより大きい数と小さい数をいう |
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自然数 | 物の個数や順番を表す数をいう (\(=\)正の整数) 人や物の個数を表すとき、ふつう \(0\) を含めない |
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原 点 | 数直線において、「\(0\)」を対応させた基準となる点 (その他、座標においては座標軸の交点) |
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正の方向 | 数直線上の原点を基準に、数の大きくなる右方向をいう |
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負の方向 | 数直線上の原点を基準に、数の小さくなる左方向をいう |
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(単位:円) | 収 入 | 残 り |
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現在の所持金 | \(+5000\) | \(\boldsymbol{500}\) |
今月のおこづかい | \(+2000\) | \(\boldsymbol{2500}\) |
文房具 | \(-500\) | \(\boldsymbol{2000}\) |
お菓子 | \(-300\) | \(\boldsymbol{1700}\) |
本 | \(-1000\) | \(\boldsymbol{700}\) |
・「プラスの数」 |
手元のお金や新たにもらったお金だから収入 |
・「マイナスの数」 |
文房具やお菓子を買うのに使ったお金だから支出 |
生徒名 | \(A\) | \(B\) | \(C\) | \(D\) | \(E\) |
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体重\(\small{(kg)}\) | \(+2\) | \(-1\) | \(-4\) | \(+5\) | \(-3\) |
生徒名 | \(A\) | \(B\) | \(C\) | \(D\) | \(E\) |
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体重\(\small{(kg)}\) | \(+2\) | \(-1\) | \(-4\) | \(+5\) | \(-3\) |
体重\(\small{(kg)}\) | \(\color{blue}{52}\) | \(\color{blue}{49}\) | \(\color{blue}{46}\) | \(\color{blue}{55}\) | \(\color{blue}{47}\) |