新学年学習の心得

新 \(\boldsymbol{2}\) 年生

\(1\) 学年が終わり、\(3\) 年生を間近にして、入試を意識しながら、各分野ごとにバランスの良い学習を徹底させます。入試レベルの問題集を積極的に活用して知識の蓄積をはかることを目標にします。

英 語

単 語・熟 語
一般公立校を受験する中学生が覚えるべき単語数は約 \(\boldsymbol{1500}\) になります。さらに、 動詞、形容詞・副詞の活用(語形変化)に加えて、群動詞やその他の品詞を表すイディオムなど、 入試にどのような内容のものが出題されるかという情報を収集し、それに基づいて残りの \(2\) 年間で学習計画を立てます。

構 文
長文読解を攻略するには英単語のほかに、 英語の構文を覚えます。問題文を理解する上で、ある構文が大きなカギとなることが多いのが事実です。構文専用の問題集などを利用して、少しずつ自分のものにしていきます。

長文読解
英語の入試問題の中心は長文読解です。文章の読み方や、設問の種類とその攻略法を知り、この時期から始めましょう。

数 学

数学の入試問題においても、文章問題が中心になります。\(2\) 学年で学習する連立方程式や \(1\) 次関数、図形の証明、確率 などの項目の文章問題を重点的にこなして、解き方をマスターします。
また、計算問題においては、今のうちから、過去の入試問題が掲載されている問題集を利用して、入試レベルの複雑なものを積極的にこなし、問題のレベルや形態に慣れておきます。

新 \(\boldsymbol{3}\) 年生

夏休みを目標に、\(3\) 年間の標準課程を終了させ、以降、本格的な入試対策を行います。

英 語


\(2\) 学年から積み重ねてきた分野ごとの学習を徹底させます。単語・文法・構文・読解・リスニング を偏りなく均等に覚えることを心がけます。

数 学


数学の入試問題は、主に融合問題になります。

〔放物線 \(+\) 直線 \(+\) 図形 \(+\) 方程式〕
〔円 \(+\) 三平方の定理 \(+\) 相似 \(+\) 合同〕

といった、数個の項目で構成された問題が出題されます。類題もたくさんあるので、それらを \(1\) つずつこなしながら「解き方」を学ぶようにします。 特に、私立の難関校を目指す人にとっては、中学校で学習するもの以外に、高校数学Ⅰ\(+\;A\) 課程に対応した学習への対策が必要になるため、あらかじめ、個別の受験計画を立てておかなければなりません。

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