受験生の生活情報

受験の日からさかのぼって立てた計画を日々実行するのに、生活習慣の乱れがあってはなりません。朝は決まった時間に起き、夜更かしはしないなどして、1日の生活のリズムを確立してください。

規則正しい生活をおくりましょう

日々の学生生活に忙しい皆さんには仕方のないことかもしれませんが、生活習慣が乱れがちになります。しかし、これは受験勉強では論外です。朝は決まった時間に起き、夜更かしはしないようにして、1日の生活のリズムを確立してください。睡眠時間が7時間であれば、昼間学校へ行って授業を受け、課外活動をする時間は大体10時間前後ですから、その後就寝時間までの6・7時間の有効な使い方カギとなります。たとえば、大学入試では、受験科目が選択科目を含めて7教科ありますから、これらを毎日1時間勉強するのに必要な時間がちょうどこの時間に相当します。これは決して長い時間とは言えません。その理由は受験勉強計画のところで詳しく述べますが、時間の使い方はとても大切なことを知っておいてください。

夜寝ている間に脳内の糖分は失われてしまいます。このため、朝にご飯をしっかり食べないと、集中力が失われて、午前中の授業に響いてしまいます。朝食は必ず摂るようにしましょう。マグロの赤身やイワシなどの青魚を摂りましょう。これらに含まれるDHA は、記憶力を高める働きがあり、学力をつけます。納豆やアサリ、玄米などに多く含まれるビタミンB群は、別名頭脳ビタミンと言われ、脳の働きには欠かせないものです。また、食べ物はしっかり噛んでたべましょう。噛むという動作は、脳の血流を促進させ脳の働きを活性化させて集中力が増します。

自分は夜型と言う人もいるかもしれませんが、それでも徹夜は絶対に禁止です。実は、眠っている間にその日覚えたことが短期的な記憶から長期的な記憶に変わるという脳のメカニズムがあるのです。夜はしっかり眠るようにしましょう。同様の理由から、暗記を要する勉強は寝る直前に行うと効果的だと言われます。

 

部屋の環境を整えましょう

自分の部屋を受験勉強に必要な環境にしていきます。机の上には勉強に関する物以外は置かないようにしましょう。コミック本やゲームソフトなどは、勉強中は目の届かない場所に置くようにして、少しでもそれらの誘惑から遠ざかりましょう。心理学的に言えば、寒色系の色は人の気持ちを落ち着けたり、集中力を高める働きがあると聞きます。部屋のカーテンや身の回りの小物などを寒色系にしてみましょう。

香りもとても効果的です。よく知られているのがローズマリーやレモンの香りです。脳の記憶中枢に働くことが解明されています。頭がスッキリして集中力・記憶力が増します。ローズマリーやレモンの香りを部屋に置いてみましょう。また、休息時に優れている香りはラベンダーだそうです。ラベンダーの香りには、緊張やストレス、不安感を和らげる効果があります。休憩中や就寝のときにラベンダーの香りを嗅ぐことで安らぎを得られるでしょう。また、意外と大切なのが部屋の温度管理です。特に暑さ対策には気配りが必要です。ご存じのように暑いと脳の働きが衰え、集中力がなくなります。よって、夏場はエアコンや扇風機で部屋の温度調整をこまめに行い、冬場はヒーターなどで部屋中の温度を上げることをし続けないでください。「頭寒足熱」の環境こそが最も重要です。

カフェイン効果を有効活用しましょう

コーヒー紅茶などのカフェイン飲料を進める人もおりますが、ある意味では私も賛成です。眠気対策に効果を発揮するのが、カフェインを含む飲料です。適量を摂取すれば脳が活性化して眠気を覚まし、集中力が高まります。勉強前に飲めば効果的です。また、人によって異なりますが、カフェインの持続時間は、10時間前後ほど持続するといわれています。したがって、夜の摂取は避けたほうがよいと思います。また、摂りすぎや、ほかの薬と併用は危険な場合もありますから、効用をちゃんと理解したうえで上手に利用すれば受験勉強の大きな味方になることは間違いのではないでしょうか。

主な飲料水のカフェイン含有量と効能 緑茶 235ml: 30-50mg 紅茶 235ml: 47mg コーヒー (インスタント)235ml: 62mg コーヒー (豆から抽出したもの)235ml: 95mg コカ・コーラ350ml: 35mg コーヒー味アイスクリーム (ハーゲンダッツ、1/2カップ): 30mg

主な作用は覚醒作用、脳細動脈収縮作用、利尿作用。医薬品にも使われ、眠気や倦怠感に効果があるが、副作用として不眠、めまいがあらわれることもある

by Mayo Foundation for Medical Education and Research (MFMER).

受験勉強と音楽

私もかつてはラジオや音楽を聴きながらのいわゆる「ながら族」でしたが、これは良くないそうです。勉強への集中度が下がりやすいからです。しかし、クラシック音楽は別で、逆に勉強への集中度が高まりやすくなります。落ち着いてゆっくりしたテンポの曲を聴くと記憶力を高める効果があるという実験結果もあるくらいです。

モーツァルト効果という言葉をご存知でしょうか。モーツァルト効果とは、モーツァルトに代表されるクラシック音楽を聴くと頭が良くなる、と主張される効果のことで、一般に知られるようになったのは、1993年にカリフォルニア大学アーバイン校の心理学者フランシス・ラウシャーらが学術誌「ネイチャー」に発表された論文がきっかけでこの言葉が広く知られるようになりました。その後、数々の学者たちによってモーツァルトの楽曲は脳を直接刺激するという結論を見出す研究がなされ、さらにはモーツァルト楽曲以外でも効果があるとの研究もなされています。結果のほどは定かではありませんが、いずれにしても、クラッシック音楽には脳を活性化し、リラックス効果を生み、記憶力や集中力を高めるというプラスの面が期待できると思われます。

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