命令文と感嘆文Meirei

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感嘆文

  • 驚きや喜びなどの強い感情を示す文を感嘆文といいます。感嘆文は、ふつう、「何という~」という意味を表す What How を文頭に置いて、文末に感嘆符(かんたんふ)〈\(\;\boldsymbol{!}\;\)〉 (Exclamation Mark)) を付ける形が用いららます。

感嘆文の形

\(\boldsymbol{1)}\)

This is a very interesting game. これはとてもおもしろいゲームだ

これはなんておもしろいゲームなんだろう
\(\boldsymbol{\color{blue}{What}}\) an interesting game this is !
なんて \(1\) つの おもしろい ゲーム これは だろう
\([\hspace{120px} M \hspace{120px}]\) \((C)\) \((S)\) \((V)\)

\(\boldsymbol{2)}\)

This game is a very interesting. このゲームはとてもおもしろい

このゲームはなんておもしろいんだろう
\(\boldsymbol{\color{blue}{How}}\) interesting this game is !
なんて おもしろい こ の ゲーム だろう
\(M\) \((C)\) \(M\) \((S)\) \((V)\)

\(\boldsymbol{1)}\) What (a / an) + 形容詞 \(+\) 名詞 + S + V !
\(\boldsymbol{2)}\) How + 形容詞・副詞 + S + V !

  • 例文 \(1)\) のように、強調される語が名詞の場合には what が用いられ、例文 \(2)\) のように、強調される語が形容詞や副詞の場合には how が用いられます。
〈名詞を強調〉
Ken has a very nice watch. ケンは〈とてもすてきなうで時計〉を持っている。
\(→\) What a nice watch Ken has \(!\) ケンは何てすてきなうで時計を持っているのでしょう。

〈副詞を強調〉
Jane speaks Japanese very well. ジェーンは〈とても上手に〉日本語を話す。
\(→\) How well Jane speaks Japanese \(!\) ジェーンは何て上手に日本語を話すんでしょう。

  • 何か感情を伝えるときに、「とても~だ」と平叙文で表現するよりも、「なんて~なんだ」と感嘆文にしたほうがより相手に強く伝わります。

感嘆文と疑問文の語順

  • 感嘆文と疑問文は、語順はよく似ていますが、主語と動詞の順が異なります。感嘆文は平叙文と同じく \(\boldsymbol{S+V}\) になります。

感 嘆 文
How tall your son is !
なんて 背が高い あなたの 息子は でしょう
\(M\) \((C)\) \(M\) \((\boldsymbol{S})\) \((\boldsymbol{V})\)

疑 問 文
How tall is your son ?
どのくら 背が高い ですか あなたの 息子は
\(M\) \((C)\) \((\boldsymbol{V})\) \(M\) \((\boldsymbol{S})\)

感嘆文の S + V の省略

  • 強い感情を優先する感嘆文では、なるべく文を長くしないで、話の流れなどで省略ても意味が通じるものはよく省略されます。

What a (fine) day (it is) \(!\) なんていい天気なんだ
How interesting (this game is) \(!\) なんておもしろいんだ(このゲームは)

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