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未来完了形

現在完了は〈現在〉を基準に過去の出来事を結びつけ、過去完了が〈過去のある時点〉を基準にそれ以前の出来事を結びつけ る表現でした。これに対して未来完了は、〈未来のある時点〉を基準にそれ以前の出来事を結びつける表現です。

① I began to do the work some days ago.
+
② I will finish doing the work by tomorrow.

この文は、②〈明日までに〉という未来を基準にして、①〈現在よりも以前〉に起きた事柄を結びつけており、 過去のある時点に起きた事柄が未来のある時点までおよんでいる形になります。これを未来完了形といいます。これらの出来事を1つにまとめると次のようになります。

 I will have finished doing the work by tomorrow.
 私は〈明日までには〉その仕事をし終えるでしょう

未来完了形の形:〈will have + 過去分詞〉

疑問文
Will + S + have + 過去分詞 ~ ?
否定文
S + will not have + 過去分詞

未来完了は、〈未来のある時点を基準〉として過去の出来事を結びつけ、「継続」「経験」「完了」「結果」を表します。

継 続

(未来のある時点まで)
 ――「ずっと~でしょう
ほかの時制の完了形同様、それ自体継続の意味を含む動詞だが用いられます。また、動作の継続では未来完了進行形が用いられます。

未来完了進行形
〈will have + been + 現在分詞 [-ing]〉

Mike will have lived in Tokyo for three years next month. 
マイクは〈来月で〉東京に住んで2年になります
  ← 2年間住み続けることになる

It'll have been raining for a week there tomorrow.
そこでは明日で雨が〈1週間〉降り続けていることになります


経 験

(未来のある時点までには)
 ――「~したことになるでしょう
She will have been to Kyoto three times if she goes there this summer. 
彼女はこの夏京都へ行けば、3度目になります
 〈3回〉行ったことになる

「回数」や「頻度」を表す副詞(句)をともなうことから「経験」を表しているとわかります。


完 了

(未来のある時点までには)
 ――「~してしまっているでしょう
They will have made friends with each other before the party is over. 
パーティーが終わる〈までには〉、2人は仲良くなっているでしょう。
 ← パーティーが終わる〈前に

 * make frineds with : ~と仲良しになる

His airplane will have just taken off by the time we get home. 
〈私たちが家に着くころまでには〉、彼を乗せた飛行機は
〈ちょうど〉離陸しているでしょう

 *〈by the time + S+V〉:「~するときまでには」


結 果

(未来のある時点までには)
 ――「~していまっているでしょう
He will have sold his house by the end of this month.
彼は今月末までには家を売ってしまっているでしょう
 → そして、〈その頃は〉もう住んでいないでだろう


★ 「時」を表す副詞節では未来のことも現在形で表す! 
 Let's go out when we have finished our homework. 
 宿題を終えてしまったら出かけましょう

まだ宿題を済ませていないので、We will have finished our homework. と未来完了形を用いるところですが、 when-節中では未来の事でも現在形で表すので、ここでは現在完了形にします。


 ・次の文を日本語に直しなさい。

1.His speech will have finished by the time we get
  there.
2.She had never got on a ship until she was thirty.
3.They will have been married for ten years next
  month.
4.The train had already left when I got to station.
5.I thought that someone had seen a UFO.
6.Jim had handed in the report two day before.


完了進行形

それぞれの時制で、「動作の継続」を表すときに用いられる形です。一方、状態の継続を表す場合は通常の完了形を用います。

現在完了進行形
have [has] been + 現在分詞
過去完了進行形
had been + 現在分詞
未来完了進行形
will have been + 現在分詞

現在完了進行形は、〈現在〉を基準に、過去のある時点から現在までの動作の継続を、過去完了進行形は、〈過去のある時〉を基準に、それより以前の時点から〈過去のある時〉までの動作の継続した事実を、そして 未来完了進行形は、〈未来のある時〉を基準に、それより以前の時点から〈未来のある時〉までの動作の継続する予想をそれぞれ表しています。

(現 在)
He has been studying English for three years.
彼は3年間〈ずっと〉英語を勉強〈し続けている〉
 ← 3年前から現在まで〈ずっと〉

(過 去)
He looked very tired then, who had been walking for hours. 
彼は〈その時〉とても疲れて見えた。なぜなら、
何時間も歩き続けてきたから。  
 ← 何時間前からその時まで〈ずっと〉

(未 来)
Mr. Yano will have been teaching English for ten years next month.
矢野先生は〈来月で〉10年間ずっと英語を教えていることになります

未来完了進行形の場合、「未来のある時には、〈…の期間~していることになる」となります。


・次の文の完了形の用法に誤りがあれば直しなさい。

1.My mother has made dinner since four o'clock.
2.When has your brother been beginning learning
  English ?
3.Tom will be in Tokyo for three years at the end
  of this month.
4.I remembered that I had left my bag in the train.
5.I had been looking for my watch before I found it
  in the kitchen.
6.Jim has been studying Japanese for five years
  next year.


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